輪っかが5つのものは、第1から第4数字までが抵抗の定数を表し5つ目の輪っかが抵抗値の許容差を表します。
抵抗の定数の求め方は、第1、第2数字、第3数字の数字に第4数字で示す数字を10のべき乗として掛けたものになります。
この例の場合
- 第1数字:緑色なので5
- 第2数字:青色なので6
- 第3数字:黒色なので0
- 第4数字:茶色なので1であり10^1=10
これにより
560 × 10 = 5600 = 5.6k
となります。
抵抗値の許容差は、茶色ですので±1%を示します。よってこの抵抗の抵抗値は、5.6kΩ±1%となります。
第4数字に関しては、10のべき乗と考えるよりも第1、第2、第3数字である560の後ろにゼロが何個付くのか?この場合は茶色なのでゼロが1個つくので
560にゼロ1個で5600 = 5.6k
と考えた方がわかりやすいかもしれません。
ちなみに抵抗値の許容差の輪っかが茶色や赤色の場合、実際左右のどっちから読んだらいいかわからない感じもします。